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HOME »  良い睡眠で身体も心も健康に » 眠りの質と健康、病気と生活習慣病の関係 » 慢性便秘、下痢等過敏性腸症候が改善する質の良い眠りとは?
慢性便秘、下痢等過敏性腸症候が改善する質の良い眠りとは?

眠りの質と腸の働きには関係があるの?
下痢も便秘も眠りの状態と関係している!
そんな結果が実際に起きています!

「慢性便秘症は現在では、消化器症状の一つと捉えるより、全身疾患の一つの症状と捉えた方が適切と言われている。」「またこれまでの報告により、慢性便秘症は、生活の質や労働生産性に影響を及ぼすだけでなく、患者の生命予後にも関連することが明らかにされている」
(「慢性便秘症ガイドライン2017」(日本内科学会雑誌 109巻2号より ))


更に今日では「消化管運動には、睡眠ー覚醒リズムと同様なサーカディアン(概日リズム)を有しており、便通状態が睡眠健康に影響している可能性が考えられる。」(東京圏の成人女性を対象とした便通状態と睡眠健康に関する疫学調査より)とした研究なども急速に進展しています。
この調査の結語では「本検討から、便通状態と睡眠健康の関係について、睡眠状態が健康状態に影響しているのか、便通状態が睡眠状態に影響しているのかを明らかにすることは出来ない。おそらく、便通状態と睡眠状態の関係は、脳と抹消の消化器との間で自律神経系等を介し、双方向に影響し合っているのであろう。」と示唆されている。


これに関してSLEEPSHOPでは実際のお客様に起こった実例として睡眠の質が向上すること(睡眠時随伴症の改善)で実際に慢性便秘が解消するという実例、腸管運動が正常になったことが報告されています。
SLEEPSHOPは「おそらく、便通状態と睡眠状態の関係は、脳と抹消の消化器との間で自律神経等を介し、双方向に影響し合っているのであろう」(東京圏の成人女性を対象とした便通と睡眠健康に関する疫学調査より)という有意義な指摘にある「双方向に影響し合っている」ことを睡眠の側からの実際の事例を以て明らかにしていきたいと考えています。
以下の事例はお客様に起きた変化をお客様自身よりお知らせ頂いた実例です。
いびきと便秘の関係,

H・Tさんは「猛獣の様なイビキ」をかいて寝ている間は「しょっちゅう便秘薬を飲」む程の便秘が続いていました。
いびき、無呼吸と便秘の関係,
「猛獣の様なイビキがなくな」ると便秘薬は不要となりました。詳しく読む
眠りの質と便秘関係,

T・Yさんは「奇妙な夢をよく見て」寝ていたころは「2日間くらい便が出ない日」が続いていました。
睡眠質向上で便秘解消,
「奇妙な夢を見なく」なり「毎朝便通がある」と仕事、趣味にも楽しく取り組めるように大きな変化が現れました。詳しく読む

ご夫婦のおなかの調子、便通(腸管運動)に起こった変化の理由と関連することとは?

ご主人:「しょっちゅう飲んでいた便秘薬が不要になった。」
奥さん:軟便で「朝一番にトイレに行っていたのが嘘のように治り体の芯がしっかりした感じ」
変わったこと:敷寝具環境でした。
                Hさんご夫婦の体験を読む
before;「猛獣のようなイビキ」をかきながら眠り、慢性的な便秘の為に「しょっちゅう便秘薬を飲んで」おられました。
after;「猛獣のようなイビキがなくなり」、「しょっちゅう飲んでいた便秘薬は不要」になりました。
before;「毎朝お腹がゆるくて一番にトイレに行って」おられ「毎日午前中はイマイチ元気が出ない」状態でした。

after;「(下痢、軟便は)ウソのように治り、体の芯がしっかりした感じ」になり、「今は目覚めた時に、即活動できます」と言う状態になられました。

「奇妙な夢を見なくなって」「便秘が治った」のは何故?ある女性の体験談

奥さん:「以前は奇妙な夢をよく見ていた」のに「今は奇妙な夢は見なくなった。」
    「以前は二日間くらい便が出ない日が多かった
    「今は毎朝(夜にあるときも)便通があるので少々食べ過ぎても体重をキープできるようになった。」 
以前は「腰痛には堅いマットレスが良い」というご主人の思い込みで硬いコイルマットレスを使用していた
今はそのベットからSLEEPSHOPのウッドスプリングベッドとラテックスマットレスに変えられました。
この事で起こった眠りと便通の関係とは?
                   
T・Yさんの体験を読む
慢性便秘と眠りの関係

硬いコイルマットレスで寝ておられて「以前は奇妙な夢を良く見ていた」状態でした。
 
慢性便秘と睡眠の質の関係,
硬いコイルマットレスで寝ていた時に「以前は2日間位便が出ない日が多」い状態が続いていました。
質の良い眠り便秘解消,


ベッド&マットレスを変えてから「以前はよく見ていた」「奇妙な夢を見なく」なられました。
良い睡眠で便秘解消,
「奇妙な夢をみなくな」って「毎朝便通がある」状態への変化には睡眠の質向上が消化管の働きを正常な状態にしてくれる事例となりました。

便秘、軟便と睡眠、睡眠の質との関係

睡眠と便秘、軟便等腸管の働きの関連性についての一つの事例と考察
目次
1:ある事例(お客様の声)が示唆する眠りの質と便通の関連性
 a:「夫はしょっちゅう飲んでいた便秘薬が不要になった」
  「私は毎朝お腹がゆるくて、一番にトイレ行っていたのが嘘のように治り、体の芯がしっかりとした感じです。
                       
この感想を詳しく読む
 
  b:お客様が変えられた寝具環境とは?
                       before&afterを見る
 
  c:ご主人の便秘薬が不要になった眠りに起こった変化とは
                       眠りと便通の変化の理由を読む
 
  d:奥さんの「ゆるいお腹」と便通具合を治した眠りと朝の目覚めの変化
  e:ご主人の慢性便秘といびきを伴う睡眠状態の関連性(ある疫学調査との共通点)   f:奥さんの睡眠傾向とお腹の状態の関連性(ある疫学調査との共通点)

2:「2日間ほど便通がない状態から毎朝便通する様に変わり仕事、趣味も楽しめる様になった」
      60代主婦の実例
  
     a:「腕の痛みが取れ」り「朝起きて全身が痛くなくなった」他起こった変化とは?
                      寝具を変えて起こった身体の変化とは?
  
  b:睡眠状態、睡眠の質と慢性便秘、過敏性腸症候群の関係に関する疫学調査の内容は?
                      睡眠の質とFC,IBSの関係について読む
 
3:「東京圏成人女性を対象とした便通状態と睡眠健康に関する疫学調査」の背景にある深刻な問題とは?
 A:過敏性腸症候(腹痛、下痢、便秘、腹部膨満感等)の日本の罹患率は25%と危険な現実がある。
 B:調査結果1:寝言、寝ぼけ、金縛りと便秘、下痢、腹痛の関係
           いびき、無呼吸と便秘、下痢、腹痛の関係
 C:調査結果2:昼間の眠気と便秘、下痢便の関係、午前の眠気と便秘、腹痛の関係、
          午後の眠気と便秘の関係、睡眠不足と腹痛、下痢の関係、   D:便秘関連する疾患として逆流性食堂炎の関連とは?
                            詳しく読む

 E:便秘薬として服用される酸化マグネシュウムによる高マグネシュウム血症に関する警鐘について
                            詳しく読む
4:調査の考察と結語について
 考察:「便通状態と睡眠状態の関係は双方向に影響し合っている」
 結語:「FC及びIBSを含む便通不良者の健康睡眠は便通良好者に比べて障害されている」
   「便通状態と睡眠健康の関係は、新たなストレス要因として考慮さるべき」
5:SLEEPSHOPは眠りの質を上げて人々の睡眠健康と便通を良好にするお役に立ちます!
  便秘、下痢、腹痛等便通不良の原因となる睡眠不足は時間不足?眠りの質の不足?
  こんな人は一度通便状態と共に眠りの状態と日中の状態をチェックしてみるべき。
 ・「何処でも眠れる」けど慢性的な便秘、軟便状態である人
 ・睡眠時無呼吸症候や激しいいびき傾向があって軟便、便秘である人
 ・寝言、寝ぼけ、金縛り等があって慢性的な便秘、軟便状態である人
 ・平日午前や全日の眠気があって慢性的な軟便や下痢便傾向の人
 ・平日の午後の眠気や全日の眠気があって慢性的な便秘症状のある人


6:眠りの質を上げることが出来るおすすめの敷寝具、ベッド&マットレス、枕とは?
7:慢性の便秘、下痢便、軟便等を改善できるかもしれない眠りが実感できる寝試し体験とは?
8:有益な調査研究に学ぶともに人々の睡眠健康と便通状態改善のお役に立てる為に!

夫はしょっちゅう飲んでいた便秘薬が不要になり、私は毎朝お腹がゆるくて、一番にトイレ行っていたのが嘘のように治りました。

 購入して1ヵ月が経ちました。
毎日至福の朝を迎え、このベッドで良かったと一番の感謝の言葉が出ます。
 
夫はどこでも寝られると豪語していましたが、体調の変化を認めています。
◎猛獣のようなイビキがなくなったこと。
◎しょっちゅう飲んでいた便秘薬が不要になったこと。
 
私は、体が整ったというのが実感です。
◎毎日午前中はイマイチ元気が出なくて、本格的に活動するのは午後からでしたが、今は目覚めた時に、即活動できます。
◎毎朝お腹がゆるくて、一番にトイレ行っていたのが、嘘のように治り、体の芯がしっかりとした感じです。
 
ヨガ講師をしている娘も、とにかく気持ちの良い睡眠が実感でき、sleep shopで働きたいと話しています。
 
今までの人生で、一番最上の買い物でした。
期待をはるかに上回るベッドに出会えたことに感謝です。
便秘薬は飲んでいたものの、夫婦共病院や薬やサプリに頼ることなく生活していましたので、体調は年相応とだと思っていました。


これまでも結構良いマットレスで寝ていて、寝るのは至福の時間と思っていたのですが、目覚めの世界が変わりました。
このベット、一日目から効果を実感できます。
睡眠に不安のある方もない方も、ぜひ一度体験して欲しいです。

(さらにも2か月目に追伸を頂きました。)
両足親指に痛みがあり、これだけは病院で診て貰おうと思っていましたが、1か月経ちほぼ痛みも違和感も無くなりました。
身体が改善されていくことを実感しながら、前向きな毎日を過ごしています。

兵庫県川西市 H・H様
変えたこと=ベッドとマットレス、枕
変わったこと
夫:「
猛獣のようなイビキがなくなった」
   「しょっちゅう飲んでいた便秘薬が不要になった」
私:「毎日午前中はイマイチ元気が出なくて、本格的に活動するのは午後からでしたが、今は目覚めた時に、即活動できます。」
  「毎朝お腹がゆるくて、一番にトイレ行っていたのが、嘘のように治り、体の芯がしっかりとした感じ」

 このご夫婦に起こった変化
ご主人

猛獣のようなイビキがなくなる」様な状態で眠り続けることが出来る様になることで眠りの質が変わった。
結果は

しょっちゅう飲んでいた便秘薬が不要になった
推測されること:眠りの質と腸管運動には関連性があり、眠りが良くなることで便秘状態が改善された。  


奥さん
毎日午前中はイマイチ元気が出なくて、本格的に活動するのは午後からでしたが、今は目覚めた時に、即活動できます。
  
感じられるほど睡眠の質に変化が出て
結果は

毎朝お腹がゆるくて、一番にトイレ行っていたのが、嘘のように治り、体の芯がしっかりとした感じ」と軟便=機能性腸症候に明らかな変化が現れました。
推測されること:
眠りの質と腸管運動には関連性があり、眠りが良くなることで腸管の働き正常に改善された。 
ご夫婦が変えられたベッド&マットレスと枕とは?
ご主人の眠りと便秘を変えた寝具環境変化と無呼吸症候と便秘に関する疫学調査との関連性
奥さんの軟便と午前中の状態を変えた寝具環境変化と過敏性腸症候と午前中の眠気の関連性疫学調査との比較


このご夫婦に起こったことを、疫学調査の研究結果と照合してみるといくつかの類似点や関連性が見て取れます。
 
 

before;慢性的な便秘の為に「しょっちゅう便秘薬を飲んで」おられました。
after;「しょっちゅう飲んでいた便秘薬は不要に」なりました。
Before;「毎朝お腹がゆるくて一番にトイレに行って」おられました。

after;「毎朝お腹がゆるくて、一番にトイレ行っていたのがウソのように治り、体の芯がしっかりした感じ」になられました。
上記写真;これまでお使いの畳ベッド(クィーンサイズ)に上に「ラディカルマットレス」を乗せてお使いっでした。
新しく使い始められたベッド&マットレス、ウッドスプリングは2台とも同じXPoint/Na(シングル)2台連結、マットレスは同じ外見でも7zone20マットレスでご主人はミディアムデンシティーで奥さんはソフトデンシティーと夫々の体型、体質に合わせて最適な組み合わせでお使い頂いています。

兵庫県川西市のH様ご夫婦が変えられた寝具とは?

左上写真:以前お使い;クィーンサイズの畳ベッドに「ラディカルマットレス」を乗せてお使いでした。
下の畳ベッドは単にマットレスを乗せる為の台として
上に敷いておられた「ラディカルマットレス」は固くて吸収力の無いモノでした。


左写真:ご主人;ウッドスプリングベッドXPoint/Na
         ラテックスマットレス7zone20(ミディアム)
         4室オーダー枕(4層オーガニックコットンカバー)
         リネン麻ベッドパッド

 
     奥さん;ウッドスプリングベッドXPoint/Na
         ラテックスマットレス7zone20(ソフト)
         ネックフリーオーダー枕(2重ガーゼカバー)
         脱脂綿ベッドパッド
     2台連結でお使い頂いています。

 

ベッドとマットレス、枕が変わってご主人の眠りの質と慢性便秘症状に起こった変化

「猛獣のようなイビキ」をかいて寝ておられて、しょっちゅう便秘薬を飲むほどの便秘症状でした。
平日午後には眠気を感じ短い昼寝で補っておられました。

 


新しくご使用はウッドスプリングベッドXPoint/Naと7zone20(ミディアム)ラテックスマットレスシングルセット

猛獣のようなイビキがなくなった」のはウッドスプリングベッドとラテックスマットレス無理のない寝姿勢で眠れる様になったこと共に呼吸に圧迫を生じさせない枕も大きな役割を果たしていると想像できます。
結果「猛獣のようなイビキがなくなり」、「しょっちゅう飲んでいた便秘薬が不要」になり「体調の変化を実感」いただけました。
この図は便通正常者、便秘、軟便状態者の睡眠時無呼発生及びいびきの程度を比較したもの。
比較結果では睡眠時無呼吸関の程度、いびきの程度は正常便通者に比べて機能性便秘(FC)者で若干高く、軟便や下痢便傾向の過敏性腸症候群(IBS)に於いて特に高い数値を示している。

 
表2;機能性便秘(FC)者平日午後の眠気腸管機能正常者に比べて明らかに高い数値を示し、軟便傾向者(IBS)に比べても高い数値を示している。

表記注
Cont;(control)便通正常者
FC;(functional constipation)便秘傾向者
IBS;(irratable bowel syndrome)過敏性
    腸症候群

ご主人のいびきと慢性便秘との関連性を示唆する調査結果

以前のご主人の便通と眠りの傾向は
1:「猛獣のようなイビキ」は無呼吸とまで行かなくとも呼吸による睡眠中の酸素取り込みに支障をきたしている睡眠状態と言えます。
2:「しょっちゅう」「便秘薬」を飲む必要がある程の便秘=機能性便秘(functional constipation=FC)状態であった。

3:「昼間に眠くなっていた。」(その後の聞き取りより)

疫学調査との類似点

左図上;睡眠時無呼吸傾向の人便秘傾向は呼吸正
      常の人に比べて高い。

左図下;機能性便秘の人平日昼間の眠気を覚える
    傾向が高い。

 

「どこでも寝られると豪語」する人に多い睡眠負債、睡眠の質への無理解、無頓着傾向

どこでも寝られる」という人達にいくつか質問し客観的に観察してみると、実態は「何処であっても」「少しでも」足りない(質的or時間的)睡眠を補充する為に細切れにでも眠りの不足分を摂らなければならない状態の現れである場合が殆どであると感じます。
例えば忙しくて満足な食事をとれない人が、空腹を満たす為に細切れに食べ物を口に入れてしのいでいる様な状態に酷似していると言えましょう。
ただこうした自身の状態には睡眠環境や眠りの質に原因があること、そのことが長期的、短期的に生活習慣病等健康被害や仕事上の問題を引き起こす原因であると理解されないままであることが多数散見されます。
一日でも早く気付いて、睡眠環境を見直し、睡眠の質を高めて生活習慣病の予防と健康亢進に向かって戴きたいものと願っております。

現に「どこでも寝られる」と「豪語」されていたご主人は昼間に眠くなって細切れに眠りを補充されていました。

「マグネシュウムを含む塩類下剤と刺激性下剤」は「いずれも副作用の問題が注意喚起されて」おります。
(「医薬品・医療機器等安全性情報No328(厚生労働省・生活安全対策課)」資料より)

左記2種の資料は「東京圏の成人女性を対象とした便通状態と睡眠健康に関する疫学調査」(「日本女性心身医学会雑誌」J-stage PDF資料)より引用。
 

ベッドとマットレスを変えて起きた奥さんの便通と朝の目覚め、午前中の体調の変化

以前の畳ベッドに「ラディカルマットレス」で寝ていた時は「毎朝お腹がゆるくて、一番にトイレ行っていた」状態で、「午前中はイマイチ元気が出なくて、本格的に活動するのは午後から」と言う状態が続いておられました。


使い始められたのはウッドスプリングベッドXPoint/Naとラテックスマットレス7zone20(ソフト)シングルセットです。


枕はベッド&マットレスに合わせて最適な頚椎保持の出来る高さ調整ネックフリー枕をお使い頂いています。


毎朝お腹がゆるくて、一番にトイレ行っていたのが、嘘のように治り、体の芯がしっかりとした感じ」になり、「今は目覚めた時に、即活動でき」る様に大きな変化を実感戴いています。

お腹がゆるかった奥さんの睡眠状態と健康危険度を示唆する疫学調査との類似点

(睡眠状態改善)以前の奥さんの傾向
1:「毎朝お腹がゆるくて、一番にトイレ行っていた
2:「午前中はイマイチ元気が出なくて、本格的に活動するのは午後からでした

疫学調査との類似点
右上図;軟便など腸管機能症候群の人午前中に眠気を感じる傾向(副交感神経が優位状態)が正常者に比べて高いことを数値が示している。

 

過敏性腸症候(irratable bowel syndrome=IBS)とは?

「過敏性腸症候群は副交感神経の持続的緊張亢進によって腸管の運動亢進、分泌亢進が起こり腹痛、下痢、粘膜便、便秘、腹部膨満感を症状とする疾患である。
日本での疾患率は25%と推定され、現代社会で特質されるべき身体疾患と考えられる。」(「東京圏の成人女性を対象とした便通と健康睡眠に関する疫学調査」より引用)

奥さんは「副交感神経の持続的緊張亢進によって腸管の運動亢進分泌亢進が起こり気味、「午前中はイマイチ元気が出ない状態(表の「平日午前中の眠気」と符合」)が続いておられました。
 
右記2種の資料は「東京圏の成人女性を対象とした便通状態と睡眠健康に関する疫学調査」(「日本女性心身医学会雑誌」J-stage PDF資料)より切り取り引用。
表記注
Cont;(control)便通正常者
FC;(functional constipation)便秘傾向者
IBS;(irratable bowel syndrome)過敏性腸症候群

 
表2;「毎日午前中はイマイチ元気が出なくて、本格的に活動するのは午後から」と書かれたように、午前中は副交感神経の働きが優位にある状態であったと推測され、表2が示すIBS(軟便)傾向者に顕著に表れている午前中の眠気の数値の高さとの関連性が伺えます。
 
F図は便通状態別の睡眠健康危険度を表すグラフです。
便通正常者に比べてFC=便秘傾向者で高くなり、軟便、下痢便等のIBSではさらに高くなり、便秘、軟便両方有する人達でも高い数値を示しています。
 

もう一人の事例
「以前は2日間位便が出ない日が多かったのですが、今は毎朝(日によっては夜にも)便通があるので少々食べ過ぎても体重がキープできるようになりました。」T・Y様

「ベッドが来て1週間で左肩の痛みが取れて1か月でもとの状態に戻りました。
以前は左腕が痛くて上がらない状態で年中肩こりが続いていたことを考えればうその様です。
以前は奇妙な夢をよく見ていて、朝起きたら全身が痛かったのが今は奇妙な夢は見なくなり、朝起きて身体の何処も痛くない状態で目覚めることが出来ています。
もう一つ大きな変化がありました。
以前は2日間位便が出ない日が多かったのですが、今は毎朝(日によっては夜にも)便通があるので少々食べ過ぎても体重がキープできるようになりました。
お陰で何年も作らなくなっていたお菓子作りを再開しています。
こちらも少しなら食べても太らないので楽しめています。
これは想像していなかったので驚きの喜びです。
考えてみれば色んな変化が起きました。
子供さん達に教えているピアノも長く弾けなくなり自分で楽しめなくなっていましたが、以前の様に弾ける様になりました。
趣味の畑仕事もその後の腰痛や足の痛みが長く続くので最小限だけ作る様になっていましたが、今では面積も増えて以前の様に楽しんで作れる様になりました。
猫もベッドはお気に入りで毎日ベッドで寝る様になりました。(冬は同じ枕で布団かぶってゴロゴロ)
ベッド買った時は肩の痛みが無くなれば良いと思っていましたが、こんなに大きな変化が起きるなんて!
気持ちが明るくなり、クヨクヨしなくなり生活の質が上がったことを実感して毎日の生活を楽しんでいます。
良いベッドとマットレス、枕に出会えて感謝しています。」
「永年腰痛に苦しんでいた主人もベッドを変えて腰痛が無くなったと喜んでいます。
腰痛には堅いマットレスが良いと思い込んで使っていた有名メーカーのマットレスで余計に腰を痛めていたなんてと驚いていました。
今では友人や知人にもSLEEPSHOPのベッドの良さを勧めていて「何時からベッド屋の回し者になったん?」と言われているそうです。」
大阪府堺市 T・Y様
下に続く
肩こり
以前は
年中肩こりが続き、左肩が痛くて上がらない状態でした。
が1週間で取れ、1か月でもとの状態へ戻った。
寝て背中体が痛い理由,
朝起きたら全身が痛い状態の続いていましたが今は朝起きて身体の何処も痛くない状態で目覚めることが出来ている。

二日間位便が出ない日が続く状態でしたが今は毎朝(日によっては夜にも)便通があるので少々食べ過ぎても体重がキープできるようになった。
寝不足解消、便秘解消ベッド&マットレス,
ベッド&マットレスを変えて肩の痛み、身体の痛みが無くなる様になり、質の良い睡眠が取れることで便秘も解消し仕事や趣味も楽しみながら取り組めるような嬉しい変化が起りました。

「1週間で左腕の痛みが取れ」「朝起きても全身が痛くなることは全くなくなった」ことで起きた変化とは?

Before
・左肩が痛くて上がらなくなっていた。
・年中肩こりが続いていた。
・二日間くらい便が出ない日が多かった。
・布団の中で足がなかなか温まらなく寝つきが悪かった。
・趣味の畑仕事の後の腰痛や足痛が長く続いていた。
・ピアノを弾いても長く引けなくなっていた。
・奇妙な夢をよく見ていた。
・朝起きたら全身が痛かった。
・前向きな明るい発想が少なくなっていた。
 仕事のピアノはしても自分で楽しめなくなっていた。
 畑はなんとか最小限だけ作る様になっていた。
 家事も何とか最小限だけする様になっていた。
After
・ベッドを変えて1週間で左腕の痛みが取れ、1か月でもとの状態に戻った。
 朝起きても全身が痛くなることは全くなくなった。
・奇妙な夢を見なくなった。
・冬の掛け布団の枚数が1枚減った。
・2日に1回の便秘状態は解消して毎朝(夜にも)便通があるので少々食べ過ぎても体重をキープできるようになった。
・編み物で肩こりが出ても寝たら治るので編み物が昔の様に楽しくなった。
・何年も作らなかったお菓子造りを再開して楽しんでいる。少しなら食べても体重が変わらないので。
・ピアノも畑仕事も以前の様に楽しめる様になり、畑の作物の面積が増えた。
・冬でも30分働いたら汗をかくようになった。
・猫が毎日ベッドで寝る様になり、冬は同じ枕で布団被ってゴロゴロ。

shopコメント
寝不足、睡眠不足で便の通じが悪くなるという実感は多くの人が体験していることでしょう。
このT・Yさんは日常的に睡眠時間が不足する睡眠不足という状態ではありませんでした。
起こった変化を見ればまず
寝ていて肩が痛くなったり、起床時に「全身が痛くなってい」る様な状態が無くなり、それと同時に「よく見ていた奇妙な夢を」見なくなるような変化が同時並行に起こっていることを知らせて頂きました。
即ちここで起こっていることは時間的な睡眠不足=睡眠時間の不足が解消されたのではなく、睡眠の質が悪い事で生じていた睡眠の質不足が「奇妙な夢を見なくなる」ことに現れている様にノンレム睡眠とレム睡眠が規則正しく取れる様な質の良い眠りが出来る様になることで睡眠中の腸管運動が正常に働き出し「便通が2日に1回であった便秘状態が解消して毎朝(時に夜にも)便通がある」様な変化となって現れています。
即ち「IBS患者において、前夜の睡眠の質低下が翌日のIBS症状の悪化度と関連し、またIBS(過敏性腸症候群)がレム睡眠を優位に増加させていることが報告されている。
しかし乍ら、IBSが睡眠健康に影響していることが推察されるものの、IBS等消化器疾患に着目した便通状態と睡眠健康に関する疫学的調査は行われていないのが現状である。」(「東京圏の成人女性を対象とした便通状態と睡眠健康に関する疫学調査」)
と述べられいる。
腰痛持ちのご主人の「腰痛には堅いマットレスが良い」と言う考えで大手ベッドメーカーのコイルマットレスのクィーンサイズのベッドをお使いでした。
 
ホテルなどの業務用マットレスとしても多く使用されている硬い連続コイルマットレスを使用されていました。
所謂マットレスの「へたり」等はない状態ですので一般には使い続けておられる方も多いベッド、マットレスです。
奥さんが肩の痛みに耐えかねてベッド&マットレスを変えることを思い立ち「体験会」へお越し頂きました。
ご夫婦共にXpoint/Naと7zone20(ソフト)のシングルを2台セットでお使い頂いています。
 
身体痛みが無くなり、睡眠の質が上がることで腸管運動が活発になって便秘が治ることで身体の健康と共に心にも変化が生まれ、日常生活の質が向上するという好循環が生じる結果となりました。

「奇妙な夢を見なくなった」ことと「2日に1回の便秘は解消した」事の関連性は?

IBS患者において、前夜の睡眠の質低下が翌日のIBS症状の悪化度と関連し、またIBS(過敏性腸症候群)がレム睡眠を優位に増加させていることが報告されている。」とされる引用元である「過敏性腸症候群における異常なレム睡眠」NCBI(米国国立バイオテクノロジー情報センター)では以下の様に報告されています。
「過敏性腸症候群(IBS)では、覚醒時にのみ発生する小腸の運動異常が報告されており、中枢神経の覚醒が障害の発現に必要な条件であり、脳と腸の不適切な相互作用を反映している可能性があることが示唆されています。」
「急速眼球運動(REM)潜時または、急速眼球運動(REM)エピソードの数に差はなかったものの、レム睡眠の割合は著しく増加した。」ことが報告されています。
このT・Yさんで起こっていることは「レム睡眠の割合が著しく増加した」状態が「奇妙な夢をよく見ていた」状態と関連していたことが想像され(人はレム睡眠時に夢を見ている)、レム睡眠の優位が減少すると共に奇妙な夢をみなくなった」状態で「睡眠健康」の出現が正常な腸管運動によって「便通状態」改善の原因因子となっていることを示している実例であると考えられます。
即ちレム睡眠とノンレム睡眠が其々規則正しく摂れるようになることで「睡眠健康度が上がり腸管運動も正常なサーカディアンリズムを取り戻すことで正常な消化管運動状態を取り戻し慢性的な便秘が解消されたものと考えられます。

T・Yさんは「奇妙な夢をしょっちゅう見ていた」時期の睡眠の状態では「2日間位便が出ない日が多かった」便通状態が続いている状態で、仕事や趣味も楽しめない状態に。
慢性便秘症の有病率は20~60歳までは女性の有病率が男性に比べて顕著に高い傾向にあり、60歳以上では男女共に急激に有病率が上がることが示されています。
睡眠と腸管運動の関係では睡眠時随伴症(パラソムニア)関連即ち寝ぼけ、金縛り発生程度で慢性便秘(FC)、過敏性腸症候群(IBS)の発生程度は高くなっていることが示されています。
寝ぼけ、金縛り共にレム睡眠時に起きることからもレム睡眠の割合が増加している睡眠状態となっていることが見て取れる調査結果となっています。
慢性便秘症と生活の質低下の関係,
慢性便秘症患者は健常人と比較して、全体的健康感、社会生活機能、心の健康の下位尺度でQOL(Quality of life;生活の質)の低下が女性は男性より低下し、特に70歳以上の難治性便秘症のQOLが低下していることが報告されています。

便秘と生命予後の関係は?

上記資料及び右文章は「慢性便秘症診療ガイドライン2017」より引用
左図(1988~1993年に米国ミネソタ州の20歳以上の調査)では、20歳以上の3,933例を対象都市2008年までの生存状況調査では慢性便秘症状の有無で約20%弱の生存率の差異が示されています。
 

便秘と大腸がん発生リスク

「便秘が大腸がん発生のリスクを増加させるかどうかについては不明である」記される一方で慢性便秘のある28,85名と便秘の無い86,562名を対象とした大規模後方視的コホート研究では、1年後の大腸癌罹患率は便秘群2.7%に対して非便秘群1.7%と優位に高く、非便秘群に対する便秘群のオッズ比は大腸癌で1.59、大腸良性腫瘍で2.60でありいずれも有意な差異を求めている」
(慢性便秘症診療ガイドライン2017;P16)より

「東京圏の成人女性を対象とした便通状態と睡眠健康に関する疫学調査」が示すこととは

「東京圏の成人女性を対象とした便通状態と睡眠健康に関する疫学調査」(日本女性心身医学会雑誌より)
ではその概要に於いて
「消化管運動は、睡眠ー覚醒リズムと同様なサーカディアン(体内時計;サイト筆者注記)を有しており、腸内細菌の細胞壁に由来すると考えられるムラミルペプチド類は、睡眠物質として作用することが知られている。」として
「便通状態が睡眠健康に影響している可能性が考えられる。」と記されている。
調査結果
・FC(機能性便秘)及びIBS(過敏性腸症候)群で、対照群(便通正常者)に比べて睡眠随伴症に関する得点が高く(下記表1)、平日の全日の眠気も強かった(表2)。
・IBS群では、平日の睡眠時間が有意に短縮していた(表3)。
・FC郡で生体リズムの同調因子である朝食の欠食頻度が高かった。
・生体リズムに関連した就床時刻、睡眠時間及び睡眠習慣の不規則性も、FCおよびIBS群で高かった(表4)。
これらの検討により
・FCおよびIBSを含む便通不良群の睡眠健康は便通良好郡に比べて、睡眠健康が障害されている。
・便通状態は睡眠健康に関係していることが示唆された。
・便通状態と睡眠健康の関係は、睡眠健康を考える際の要因として注目に値するものと思われる。
と記されている。

表記注
FC;functional constipationの略、機能性便秘;腸管の緊張がゆるんでしまい、蠕動(ぜんどう)運動が十分行
   われない為に大腸内に便が長く留まり、水分が過剰に吸収されて硬くなるタイプ。
IBS;irritable bowel syndromeの略、副交感神経の持続的な緊張亢進によって腸管の運動亢進、分泌亢
   進が起こり、腹痛、下痢、粘液便、便秘、腹部膨満感を症状とする疾患である。

 
表1;睡眠時随伴症(ねぼけ、金縛り、恐怖性入眠幻覚)等の出現はFC(便秘症)、IBS(軟便症)症状者共に高い数値を示している。

表2;FC(便秘)およびIBS(軟便)症状の人達では平日全実を通しての眠気が強い傾向にあることを示している。

表3;IBS(軟便、下痢便等)症状者では平日の睡眠時間の短縮傾向が顕著であった。

表4;就床時刻、睡眠時間及び睡眠習慣の不規則性はFC及びIBS共に高かった。

腹痛、下痢、粘液便、便秘、腹部膨満感等の過敏性腸症候は日本で約25%と高い罹患率が推定される現状あり。

その緒言では
「消化管運動、特に腸内細菌との共生機関である大腸の運動状態すなわち便通状態が睡眠健康に影響する要因となっている可能性がある。便通状態との睡眠健康の間になんらかの関係の存在が予想されるが、それらの関係は明確になっているとは言えない」という現状が記され、
それらの「一端を明らかにするを目的として」この研究が実施された主旨が述べられている。
その中で
「代表的な消化器疾患の一つに過敏性腸症候群(irratable bowel syndrome;IBS)がある。
IBSは副交感神経の持続的緊張亢進状態によって腸管の運動亢進、分泌亢進がおこり、腹痛、下痢、粘液便、便秘、腹部膨満感を症状とする疾患である。
IBSは若年女性で顕著に多く、日本での罹患率は約25%と推定されており、現代社会における特質されるべき身体疾患であると考えられる。」
IBS患者において、前夜の睡眠の質低下が翌日のIBS症状の悪化度と関連し、またIBSがレム睡眠を優位に増加させていることが報告されている。
しかし乍ら、IBSが睡眠健康に影響していることが推察されるものの、IBS等消化器疾患に着目した便通状態と睡眠健康に関する疫学的調査は行われていないのが現状である。」
とこの点での研究が進んでいな現状が述べられ、
「不眠は生活の質(quality of life;QL)の低下を招き、健全な日常生活を送る上において大きな問題となっている。
IBS患者のQOLは極度に障害されており、多大なストレス下にあるものと推定されている。」
と言う認識のもと、
「社会問題化しつつあると考えられる若年女性に多いIBSを中心に、便通状態が睡眠健康に影響する要因になり得るかどうか通便状態と睡眠健康との関係の一端を明らかにすることを目的に、一般に女性に多いとされる機能性便秘(functional constipation;FC)も調査項目に加え、東京圏在住の若年女性(20~45歳)を対象に疫学調査を実施した」と調査目的が記されている。

調査結果1
寝言、寝ぼけ、金縛りと便秘、下痢、腹痛の関係 
いびき、無呼吸と便秘、下痢、腹痛関係


以下は解析対象者のプロフィールと調査結果数値を表で表したものである。
(「東京圏の成人女性を対象とした通弁状態と睡眠健康に関する疫学調査」より引用)
表1:解析対象者プロフィール
心臓病呼吸器疾患FC及びIBSを除く消化器疾患泌尿器疾患神経系疾患精神疾患、花粉症、アレルギー疾患があるものは解析対象より除外
慢性的な飲酒習慣者は消化管運動に影響する為に対象者から除外
解析対象の被験者はFC群:91名、IBS群:50名、対照群:444名
A図:睡眠維持障害関連因子の比較。
睡眠障害関連因子としては⑴中途覚醒回数、⑵熟眠感、⑶夜間排尿回数、⑷早朝覚醒感の4つの質問項目について回答を得たもの。
FC,IBSで僅かに高くなるものの有意な差異は認められない
B図:睡眠随伴症関連因子と便通状態比較。
睡眠時随伴症(パラソムニア)関連因子としては⑴寝ぼけの発生程度、⑵金縛り発生の程度、⑶恐怖性入眠幻覚発生程度、⑷むずむず脚・獅子運動異常発生の程度4項目についての数値を示したもの。
FC,IBS両群で有意に高かった。
C図:睡眠時無呼吸関連因子の比較。
睡眠時無呼吸発生因子としては⑴いびき発生の程度、⑵睡眠時無呼吸発生の程度の2項目について数値比較したもの。
FCで高くなり、IBS群で有意に高くなっている。

調査結果2
昼間の眠気の便秘、下痢便の関係、午前の眠気と便秘、腹痛、午後の眠気と便秘の関係
睡眠不足と腹痛、下痢の関係、
不規則な睡眠と便秘、腹痛、下痢の関係性

 

(「東京圏の成人女性を対象とした通弁状態と睡眠健康に関する疫学調査」より引用)
D図:起床困難因子における比較
起床困難因子としては⑴起床困難感、⑵床離れまでの時間の項目に於ける比較をしましたもの。
有意な差異無し。Cont(便通正常者)とIBSで僅かな差異。
E図:入眠障害関連因子についての比較
入眠障害関連因子としては⑴睡眠薬使用の頻度、⑵入眠潜時についての比較を行ったもの。
3者共に得点差はなし。
F図:睡眠危険度総得点の図
睡眠健康危険度の得点ではFC群で高くなる(睡眠健康が悪化している)、IBS及びFC+IBSで有意に高くなっている。
表2下部の分析結果を要約すると
・平日午前の眠気はIBS群で有意に高く
・平日午後の眠気はFC群で有意に強かった
・平日全日の眠気はFC,IBS両軍で高かった
IBS群の睡眠時間有意に短縮していた。
起床時刻睡眠時間及び睡眠習慣不規則性FC,IBS両軍で有意に高かった
朝食を欠食する頻度FC群で有意に多かった
「東京圏の成人女性を対象とした便通状態と睡眠健康に関する疫学調査」研究の考察では、
本検討から、便通状態と睡眠健康の関係について、睡眠状態が便通状態に影響しているのか便通状態が睡眠状態に影響しているのかを明らかにすることは出来ない
しかし乍らPET(陽電子不出断層撮影法)を用いた報告の結果も踏まえ、便通状態(下部消化管運動状態)が睡眠状態に影響する要因になっている可能性のあることも確かである。
おそらく、便通状態と睡眠状態の関係は、脳の抹消神経の消化器との間で自律神経系等を介し、双方向に影響し合っているであろう。」とのべられ
「結語として
「本件等より、1)FC及びIBSを含む便通不良者群の健康睡眠は便通良好群に比べ障害されている
2)便通状態は睡眠健康に関係していることが示唆された。
便通状態と睡眠健康の関係は、今後睡眠健康を検討する際の睡眠状態に影響する新たな要因(ストレス要因)として考慮に値すると思われる。」と結ばれている。

便秘関連疾患としての逆流性食道炎

「胃食道逆流症(GERD)を有する患者の28.3%、ディスペアシブ(上腹部愁訴)を有する患者の29.5%に便秘を認めている」
(慢性便秘症診療ガイドライン 2017日本消化器病学関連研究会・慢性便秘の診断・治療研究会)より
と研究に基ずく資料が示されています。
今日寝試し体験会にお越しになるお客様の中にも年齢にかかわらず逆流性胃・食道炎によって睡眠を妨げられている方が増えている傾向にあります。
こうした方々にはSLEEPSHOPが提供できるベッド&マットレスで逆流性対策を取って頂くと共に質の良い睡眠を取ることで便秘の解消と共に逆流性胃・腸症候群の改善にも向かって戴きたいものと思います。
逆流性胃・食道炎の人達の睡眠改善についてはこちらを参考ください。逆流性症候群におすすめベッド&マットレス

SLEEPSHOPはお客様の睡眠状態の改善で便通状態を良くする実例を積み上げていきます。

このページの中で多数引用、参照している「東京圏の成人女性を対象とした便通状態と睡眠健康に関する疫学調査」では、「便通状態と睡眠健康の関係について、睡眠状態が便通状態に影響しているのか便通状態が睡眠状態に影響しているのかを明らかにすることは出来ない」と記されています。
SLEEPSHOPではこの有意義な疫学調査に大いに学び、参考させて頂きながら,個別実例を以て睡眠状態が便通状態に影響し」ているこ特に睡眠状態の質を向上させることで「自律神経等を介し」腸管運動の正常な働きを促して便秘、下痢、腹痛などのを良くする実例を一つ一つ積み上げていくことを目指します。
 

「猛獣の様ないびき」をかいて寝ていたご主人が「いびきをかかなくなって」便秘が解消した実例

いびき、無呼吸と便秘の関係


H様ご主人は「猛獣のようなイビキ」をかいて寝ている睡眠状態でした。
いびきをかいて寝て便秘気味,
しょっちゅう便秘薬を飲む」ほどの便秘症状でした。


猛獣のようなイビキがな」い状態で眠れる様になりました。
結果便秘症状が無くなり「しょっちゅう飲んでいた便秘薬が不要になった」ことで「体調の変化を認め」られるほどの変化がありました。

H様奥さんの目覚めが良くなり、腹の調子と午前中の体調不良が改善した実例



固い敷マットと畳ベッドという寝具環境と「猛獣のようなイビキ」をかくご主人の隣で寝ておられました。
寝不足、下痢便
毎朝お腹がゆるくて、一番にトイレ行っていた」状態を続けておられました。


午前中はイマイチ元気が出なくて、本格的に活動するのは午後から」と言う状態も続いていました。
「毎朝お腹がゆるくて、一番にトイレ行ってい」た状態は「嘘のように治り、体の芯がしっかりとした感じ」なり、「毎日午前中はイマイチ元気が出なくて、本格的に活動するのは午後からでしたが、今は目覚めた時に、即活動でき」る様な変化が起きました。

T・Yさんに起こった変化;

眠りの質と便秘の関係,
睡眠と便秘の関係,
良い睡眠で便秘解消,
睡眠の質向上で便秘解消,

便秘が無くなり、軟便、下痢、腹痛が治ったベッド&マットレス、枕とは?

今回お使い頂いてご主人の便秘、奥さんの軟便、下痢を治したベッド&マットレスとは?
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ご主人にお使い戴きいびきが無くなる一助となったと思われる枕とは?

 
ご夫婦にお使い頂いたパッド類はどんなもの?

 
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電話でのお問い合わせは  0120-39-9897
東京・新宿、新潟・上越、静岡・浜松、愛知・名古屋、三重・熊野、奈良・香芝、大阪・枚方、大阪・梅田、大阪本店、兵庫・尼崎、岡山・瀬戸内市、香川・観音寺、愛媛・松山・福岡(臨時開催)。
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こんな人は体験ください。
・「何処でも寝れるけど」慢性的な便秘、下痢便、軟便、
  腹痛
などのある人
無呼吸やいびきをかいて寝ていて、便秘や下痢便傾向
 ある人
寝言や寝ぼけ、金縛りがあり便秘や下痢便傾向
夢を良く見る様な睡眠状態で便秘症状のある人
慢性的な下痢便平日の午前や日中に眠気を覚える
慢性的な便秘平日の午後に眠気を感じている人
就寝時刻睡眠時間が不規則便秘下痢便慢性腹
 痛
のある人


この様な人は睡眠の質を改善すれば便秘症状や軟便、下痢便、腹痛傾向が改善する可能性があると思われます。(諸条件や個人の差によっては異なる場合もあります。)
 

便秘は消化器官の異常あるいは機能不全と捉えられてきました。

一般には便秘は食生活と関連して語られ(現にe-ヘルスネットでも「便秘と食習慣」として考察されている)、症状としては消火器症状の一つと捉えらてきた経緯があります。
「便秘と食習慣」(e-ヘルスネット)
その為に対処法としては

1:食習慣の改善
排便回数や排便量が少ない「大腸通過正常型便秘症」では、食物繊維の摂取不足が原因であることが多く、食物繊維の摂取量を適正化することで症状が改善する場合が多いとされています」(
e-ヘルスネット「便秘と食習慣」より)として食物繊維の摂取量適正化が勧められています。

腸が精神ストレスや自律神経失調などの原因で便通異常を起こすのが過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは、通常の検査では腸に炎症・潰瘍・内分泌異常などが認められないにも関わらず、慢性的に腹部の膨張感や腹痛を訴えたり、下痢や便秘などの便通の異常を感じる症候群です。
そのあらわれ方によって「慢性下痢型」「不安定型」「分泌型」の3つに大きく分けられます。」(「過敏性腸症候群」e-ヘルスネットより)

 

慢性便秘症は現在では全身疾患の1つの症候と 捉えた方が適切と言われている。

(慢性便秘症診療ガイドライン2017より)
慢性便秘症は,心血管疾患のみならず,腎 疾患とも関連しており,現在では,消化器症状 の1つと捉えるより,全身疾患の1つの症候と 捉えた方が適切と言われている。
また,これま での報告により,慢性的な便秘症状は,生活の 質や労働生産性に影響を及ぼすだけでなく,患 者の生命予後にも関連することが明らかにされ ており,病態に沿った適切な治療が求め られている」(
慢性便秘症診療ガイドライン2017より)
便秘と眠りの質の関係
「慢性便秘症診療ガイドライン2017」では「現在では消化器症状の1つと捉えるより、全身疾患の1つの症候と捉えた方が適切と言われている。」と記されています。又「マグネシュウムを含む塩類下剤と刺激性下剤」を「慢性便秘症に処方されてきた」「これまで当たり前に行っていた治療法を考え直さなければならない時代に突入して来ていると言える。」とも記されています。
便秘症の有病率については
男性の便秘の有訴率2.6%に対して女性の有訴率は4.9%と約倍と明らかな性差が認められる
特に50歳以下の若年層では特に女性比率が高い傾向にあることが示されている。
便秘発症リスクとして朝食の欠損と便秘の関係では便秘群で約30~50%と非便秘群の約20%に比して高いことが示されている。
睡眠と便秘の関連性においては「アテネ不眠スケール」で6点以上の不眠者が便秘群で31.7%、非便秘群で16.4%と便秘群で不眠者が有意に多く便秘症の人は非便秘の人に比べ優位に中途覚醒時間が長いと報告されている時されている。
生活の質を表すQOL(quality if Life)で測定する包括的尺度において慢性便秘疾患者は健常人と比較して、全体的健康度、社会生活機能、心の健康の下位尺度QOLの低下が認められ、女性は男性よりQOLが低下し、特に70歳以上の難治性便秘症QOLが低下していると報告されています。

「便秘薬の服用には副作用もある」と警鐘も。

慢性的な便秘症状は生活の質や労働生産性に影響を及ぼすだけでなく、患者の生命予後にも関連することが明らかにされており、病態に沿った適切な治療が求められている。
しかし乍ら現状における慢性便秘症状患者の多くは、市販薬を購入するか、あるいは民間療法を用いて自身で対処していることが多」いコト。
「これまで慢性便秘症に対してよく処方されてきた薬剤の組み合わせとして、マグネシュウムを含む塩類下剤と刺激性下剤が多かったが、いずれも副作用の問題が注意喚起されており、これまで当たり前に行っていた治療法を考え直さなければならない時代に突入してきていると言える。」


                     高マグネシュウム血症について

「まさに現在、我が国の慢性便秘症診療は変革期を迎えていると考えられる。」(慢性便秘症診療ガイドライン2017(日本内科学会雑誌109巻2号 J-stage より)) という資料も参考ください。
                    詳しく読む 
今や機能性便秘、慢性の便秘を直す手段として常識的に行われてきた下剤の服用や食物繊維を摂ること等だけが処方策ではなく「全身疾患の一つの症候」とする考えが「適切と言われている。」という様に変化してきています。
また「これまでの報告により、慢性的な便秘症状は、生活の質や労働生産性にも影響を及ぼすだけでなく、患者の生命予後にも関連することが明らかにされて」いるとも記されています。
是非機能性便秘症状の方、過敏性腸症候の方は眠りの質の改善というある意味「思ってもいない」方策にも取り組んで頂くことをお勧めします。

高マグネシュウム血症とは:

「本剤(酸化マグネシュウム)の投与により、高マグネシュウム血症が現れ、呼吸抑制、意識障害、不整脈、心肺停止に至ることがある。
悪心、嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の症状発現に注意」と下記情報には記されています。
「酸化マグネシュウムによる高マグネシュウム血症について」(厚生労働省:医薬品、医療機器案全盛情報No252 平成20年11月)

                 この資料を詳しく読む

便秘症に広く使用される)酸化マグネシュウムによる高マグネシウム血栓について
「医薬品・医療機器等安全性情報No328 平成27年12月)
この資料を詳しく読む

                 この資料を詳しく読む



 

引用、参考させて頂いた便通状態と睡眠健康に関する主な資料

「東京圏の成人女性を対象とした便通状態と睡眠健康に関する疫学調査」(日本女性心身医学会雑誌より)
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