ラテックスマットレスのメーカー(その1)は?
ラテックスマットレスの機能性即ち寝心地を決めるものは中身であるラテックスのフォーム、その製造メーカーと製造の様子等について。目次
1:世界最大、最高品質のラテックスマットレス製造メーカー;Latexco社とは 2:ラテックスマットレスメーカー工場での製造はどんなもの 3:ラテックスマットレスはサスティナブル(持続可能)なマットレス。 4:ラテックスマットレスメーカーlatexco社の創業と経営陣 5:他社ラテックスマットレスフォームについて
6:ラテックスマットレス最高品質製造メーカーLatexco社より直輸入販売するラテックスマットレス、枕一覧
7:SLEEPSHOPとlatexco社の取り組み、交流について
8:工場訪問、商品検品、交流
多くのメーカーと言われている製品の多くはこのLatexco社で製造されています。
Latexco社は世界最大のラテックスマットレスフォームの製造会社です。
Latexco社は
1955年戦火から漸く落ち着きを取り戻しつつあったベルギー北部 Tieltで現在のオーナーである Luc Maes氏の父Silvain maes氏によって創業されました。
家族経営からスタートし世界最高品質、最大のラテックスフォーム製造会社に飛躍しました。
ベルギーの北部Tielt(ティエルト)に本社と本社工場を有しています。
その他に工場としてスペインに1工場、スェーデンには買収した工場、USA(アメリカ合衆国)に2カ所の配送センターと営業所を有しています。
又ブラジルとインドネシアにはそれぞれ調達基地と倉庫を置きシンガポールにアジア・オセアニア地区オフィスを置いています。
ベルギー工場は24時間稼働して世界中のベッドメーカーと言われる会社にラテックスマットレスの中のラテックスフォームを供給しています。
世界のマットレスメーカーの約70%にラテックスフォームを使用したマットレスメーカーのそのラテックスフォームを供給していますしコイルスプリングマットレスメーカーには中に入れる詰め物として長期間へたらず、快適になる素材として薄いラテックスフォームを幅広く供給しています。
5つ★ホテルのホテルのマットレスに付いているピロートップという直接寝る人の体の感触に関わる部分には非常に多くlatexco社のラテックストッパーが使用されています。
世界で最高品質のラテックスフォームの製造会社であり、世界最大のサプライヤーです。
Latexco(ラテックスコー)社のラテックスマットレス、枕等の製品は製造委託する輸入発売元は
SLEEPSHOP本店(株式会社 番上)が輸入、通関、荷降ろし、保管、出荷等を一貫して行っています。
SLEEPSHOP(株式会社 番上)はこのLatexco社と直接取引し、自社仕様マットレスの製造を委託しコンテナ単位での自社での直輸入業務、自社在庫と流通コントロールを行っています。本社、工場はブリュッセルの西北、Tieltに所在 スペイン、スェーデン、東西USA,ブラシル、
シンガポール、インドネシアに世界的に展開、
世界のマットレスメーカーに供給網展開
最先端製造設備とオートメーション化の進んだ工場
工場は大規模であり最先端の製造設備と機械化された搬送機器を使用して24時間体制
での生産がおこなわれています。
ヨーロッパや世界のベッドメーカーと言われる会社にはそれぞれ
マットレスフォームそのものを製造供給しています。(ドイツのSemberaセンベラ社等)
ドイツ、スイス、オーストラリア等には歴史的にも現在もラテックス工場は存在しません。
これらの国製とされるものの殆どはLatexco社でありその他僅かなものがヨーロッパの他工場で製造されているのが実情です。
その他金属コイルのマットレスの寝心地を良くする為にラテックスフォームの詰め物を使用した高価なベッドマットレスを販売する「高級?」ベッドメーカー等にもそのコイルの上に乗せる詰めものの一部として供給されています。
そのことで人の身体への負担を減らすと共にその他の詰め物で発生するへたりも生じにくい「高級」マットレスの中身として数多くのメーカーよりより高価なマットレスとして販売されています。
マットレス内部の詰め物として、あるいはマットレスの一番上にもう一枚付いているような形状のピロートップ等として。世界のマットレスでもハイグレードのマットレス、英国;Slumberlandスランバーランド社、米国;Kingsdownキングスダウン社、Sealyシーリー社、日本のSimonsシモンズ社)他世界中のベッド製造会社への供給も多数行っています。
大規模な自動化された製造ライン 製造途中の製品仕分け搬送も完全自動化されてます。
別棟の配送センターの巨大さにも圧倒されます。世界中の顧客先に向けて出荷する為に効率よく稼働しています。
先進の取り組み
Sustinability(持続可能性)
数十年以来、latexco社は持続可能な事業開発のパイオニアでもあります。
latexco社は、その活動の環境への影響を最小限に抑える為に独自の水処理プラントを導入し、
製造プロセスで100%グリーンエネルギーを使用し、自社のリサイクル会社を設立するという
業界最初の取り組みを進めてきました。
Materia(持続可能な原材料)
生産プロセスでは、原材料を選択する際に持続可能性が始まります。
全てのラテックスマットレスには、天然ラテックスの大部分が含まれています。
天然ラテックス、熱帯性ゴムの木(Hevea Brasiliensis)の樹液は、尽きることのない天然の原材料です。
世界中のすべてのゴム製の木は年間9千万トン以上のCO2を中和します。
Reduction(エネルギー消費の削減)
新技術への投資とエネルギー使用の合理化努力を継続することにより、エネルギー消費量をほぼ50%削減しました。
更にソーラーパネルの設置に多額の投資をし内部で生成されていない残りの電力部分は、100%認定されたグリーンエネルギーを使用しています。
Recicle Water(廃水のリサイクル)
排水リサイクル技術にも多大な投資をしています。
革新的な技術(いくつかの産業賞を受賞した)により、廃水は集中的に浄化され、再使用することができ閉ループの水回路で製造作業しています。
Recicle(廃棄物のリサイクル)
17年前Latexco Solutionsを設立されました。
この子会社はラテックス廃棄物を新しい有用製品に変換しています。
年間4000トンの廃棄物を再利用しています。
Sustinability(持続可能性)
数十年以来、latexco社は持続可能な事業開発のパイオニアでもあります。
latexco社は、その活動の環境への影響を最小限に抑える為に独自の水処理プラントを導入し、
製造プロセスで100%グリーンエネルギーを使用し、自社のリサイクル会社を設立するという
業界最初の取り組みを進めてきました。
Materia(持続可能な原材料)
生産プロセスでは、原材料を選択する際に持続可能性が始まります。
全てのラテックスマットレスには、天然ラテックスの大部分が含まれています。
天然ラテックス、熱帯性ゴムの木(Hevea Brasiliensis)の樹液は、尽きることのない天然の原材料です。
世界中のすべてのゴム製の木は年間9千万トン以上のCO2を中和します。
Reduction(エネルギー消費の削減)
新技術への投資とエネルギー使用の合理化努力を継続することにより、エネルギー消費量をほぼ50%削減しました。
更にソーラーパネルの設置に多額の投資をし内部で生成されていない残りの電力部分は、100%認定されたグリーンエネルギーを使用しています。
Recicle Water(廃水のリサイクル)
排水リサイクル技術にも多大な投資をしています。
革新的な技術(いくつかの産業賞を受賞した)により、廃水は集中的に浄化され、再使用することができ閉ループの水回路で製造作業しています。
Recicle(廃棄物のリサイクル)
17年前Latexco Solutionsを設立されました。
この子会社はラテックス廃棄物を新しい有用製品に変換しています。
年間4000トンの廃棄物を再利用しています。
Latexco社のラテックスマットレスはFSC認証製品です。
左:創業者のSilvain maes氏 右:2代目で現オーナーの Luc Maes氏
Luc Maes氏は70代ですが今も広大な工場内をサイクリングで見て回るのを日課としています。
オーナー自身サイクリングが好きで、latexco社はサイクリングが人気で盛んなヨーロッパのプロサイクリングチームのduceuninck-quickstepの公式スポンサー社です。
又サッカーのワールドカップロシア大会で日本と対戦した強豪のベルギーのナショナルチーム「レッドデビル」に対しても
大会毎にラテックスマットレスと枕を大会開催地の宿泊地に空輸して提供しています。
私の訪問時には本社に隣接する自宅でランチをご馳走してくれるなどフランクな人柄です。
ヨーロッパチャンピオンのユニフォームの胸と首周りに「Latexco」のネームが入っています。
又Latex Co社ではサッカーのワールドカップにベルギーのチームRed-Devilが 海外の大会に参加する際にはラテックスマットレスをプレゼントすることでサポートしています。
下の写真はそのことを報じている地元新聞社の記事です。
COO Mr Alexander Bolliouと COOとasia、oseaniaトップ Mr stefan Magnusと
セミナーハウス内にて
C.o.oのAlexander Bolliouは
本社やスペイン工場のコントロールと世界中の販売網、調達網を見事にコントロールしています。
多忙であるにも拘らずトラブル発生時の私のメールでの要求などにも機敏に答えてくれる
素晴らしい経営者です。
センベラ・ラテックスマットレスとの比較
日本で販売されているセンベラ社のラテックスマットレスのマットレスはこの工場で生産されドイツセンベラ社に出荷されています。センベラ社ではそれに自社で調達した外カバーをこの工場で生産されたラテックスマットレスのフォームに被せて出荷しています。
多くのヨーロッパ製のベッドメーカーのラテックスマットレスの多くはこのLatexco社で作られたラテックスフォームが使われています。
訪問時工場内で多くのラテックスフォームが製造過程から出荷先別に仕分けされる過程で
センベラ社に出荷されるマットレスフォームを見かけました。
左;センベラ社向け
プレミアムマットレスの中身フォームはLatexco社でゾーンとされる仕様になっていません。
フォームの厚みは 14cmです。
ゾーンはありません。
右;SLEEPSHOP向け
SLEEPSHOPの
7zone20マットレスはLatexco社でも最高ランクの7つのゾーンに分かれています。
体圧分散に最も優れた構造になっています。
フォームの厚さは 18cm。
7zone仕様
上記のセンベラ社のゾーン表示に入らないフォームと比べると
ゾーンでは4ランクの違い。(この会社でのゾーンとしての表示は0ゾーン、3ゾーン、5ゾーン、7ゾーンのみ)
上級モデル仕様として順に7ゾーンと5ゾーンと3ゾーンがあります。
厚みでは上級ランクより18cm、15cm、14cmの順となりこの厚みの面でも3ランクの開きがあります。
更に外カバーにも違いがあります。
当社の7zone20は薄い綿の詰め物しか入っておりませんのでラテックス本体の柔軟さが殺されることなく
十二分に発揮されます。
それに対してセンベラ社のプレミアム(???)にはウールとコットン、リネン麻とコットン等が使用されることで
14cmのラテックスフォームマットレスが18cmとされているくらいに詰め物が多く使用されている為(所謂かさ上げ)、
ラテックスフォーム本来の柔軟さは殺されてしまっています。
実際に寝比べたお客様が寝心地の違いの大きさに驚かれる理由がここに有ります。
又こうした詰め物の為にカバーを簡単に洗うことは出来ないでしょう。
対してSLEEPSHOPの外カバーはご家庭でも洗うことが出来ます。
四季折々、使う人の都合に使用されるパッドなど様々な選択肢を残す為にも「売る為に良い」ものを
詰め込んで売ることを極力しないのも、それでいて本質的な機能性は極力追及するのもSLEEPSHOPのこだわりです。
即ち使って良いものでもあるのです。 ドイツ製やオーストラリア製とされるラテックスマットレスはほぼLatex Co社若しくはその兄弟会社のベルギーの工場で製造されてたものをドイツやオーストリアのベッドフレームメーカーが仕入して、自社で用意した外カバーを装着して自社マットレスとして出荷されています。
何故ならドイツにもオーストリアにも勿論スイスにもラテックスフォームの製造工場は歴史的にも現在も1社も存在しないからです。
SLEEPSHOPのメンバー店の主に女性陣とLatexco社 の工場見学(2014年)
100%ナチュラル7zone20のフォーム
2016年SLEEPSHOPメンバー店の主に女性陣を中心に工場訪問を行いました。
その際には試作品を依頼し全員でチェックする等様々な活動も行っています。
工場内見学 自動化された製造ライン
本社前でオーナー、COOと研修参加メンバーと共に
100%ナチュラル7zone20のフォーム
2016年SLEEPSHOPメンバー店の主に女性陣を中心に工場訪問を行いました。
その際には試作品を依頼し全員でチェックする等様々な活動も行っています。
工場内見学 自動化された製造ライン
本社前でオーナー、COOと研修参加メンバーと共に
SLEEPSHOPとLatexco社の取り組みとコミニュケーション
Latexco社からも度々当社へ訪問し日本の市場環境、日本の住宅事情や日本人の体型、体質等の問題SLEEPSHOPSHOPの考え方や求める快適睡眠のレベル使用するウッドス
プリングベッドの機能やそれとの相性等様々な協議と交渉を行っています。
お使い頂くお客様に快適な睡眠をリーズナブルでお値打ちにお届けする為に必須の作業です。
工場訪問、検品
定期的に工場訪問もして視察や当社製造以来製品の検品も行っています。様々な商品情報交換と共に商品の改良にも努めています。