枕の役割は頚椎を支えること。高さ約11cmの柔軟なふくらみ部分で頚椎を支持し高さ約9~8ｃｍ部分に頭部の出っ張り部分が乗る形になっています。
この為に頚椎や気道に余分な負担が掛からず頭部は少し低く支えらることで頚椎や首全体にも負担をかけない姿勢が保持できます。

低反発枕が快適でない理由

枕を頭(頭部)を乗せるものと思い込んだり、普段固い枕を使用している人は低反発枕を体験すると頭部が吸い込まれる感覚に”気持ち良い”と感じます。
しかし実際に寝てみると頭部は吸収されても肝心の頚椎への支持がない為に首がだるくなり、長時間使用では痛くなります。そのため二つ折りや三つ折りしながら使用する羽目になります(特に横寝の際は)。
それでも頚椎に痛みを覚えたり、そうした動作の為に快適に眠れず又深い眠りを持続できなくなります。
これは低反発素材の特性（低反発＝反発力が弱い）から起きる必然の結果なのです。

頚椎測定だけで快適な枕は作れない、使用される素材にも問題あり。

一方で頚椎の湾曲や肩甲骨との差を計測しその差異分の詰め物をした枕を販売するやり方も見受けられます。
がこの方法では実際に使用する床により身体の凸部分の吸収の有無やその大きさの違いには対処できるものではなく、又使用されている詰め物素材事態が固いパイプであったり、そば殻であったりしています。

これら素材によっても頚椎支持はある程度出来るでしょうが、これら素材ではしっかり支えようとすればするほど首筋の肉体部分に圧迫を掛ける事となります。
その事による血流やリンパ等への圧迫、阻害から発生する痛みからは逃れられない限界があります。

柔らかいのに反発するのがラテックス枕の特徴

当社のラテックス枕は柔らかいのに高反発というラテックスの特性で柔軟に吸収もしながら同時にソフトに支持を行い頚椎を支えるという枕本来の機能を最大限発揮し、同時に頚椎(首筋)周りの肉体部分に掛かる圧迫を最小限にする体圧分散機能も発揮出来る素材特性と形状により、より快適な寝姿勢を保持できます。

この点でも真ん中がふっくらと膨らんだ形状の枕や柔軟さの無い詰め物による頚椎支持を行おうとするその他の素材とはその果たしえる機能においても、形状においても果たす役割、機能、働きまで大きく異なるのです。
 

横寝の場合は少し高くなっている両サイド部分(高さ12～13ｃｍ)に首筋を乗せることで柔軟に頚椎を支える為に肩の出っ張りで出来る空間もしっかりサポートできます。
また頭部は高さ10~11ｃｍ部分に乗ることで背骨から頚椎、頭部が一直線になり無理な負担が掛かっていないことが見て取れます。

仰向け、横寝どちらにも対応できる精巧な型で作り出される快適な枕です。

枕の第一の役割は頭を乗せることではなく頚椎を支持すること、頭は気道を圧迫しない角度に首筋を維持する為に乗せるものという枕本来の働きがしっかり発揮できる素材特性とそれを最大に生かせる曲面形状枕です。素材特性＝快適に寝続けるための高反発性での支持機能とソフトに支える柔らかい分散機能を併せ持つラテックスの素材特性が最高に発揮されます。睡眠時の不自然な環境から来る肩こりに悩まされている方の肩こり、首の痛みを解消する枕です。　

そのうえ、人の健康にも環境にも優しい天然100％ラテックス素材の枕です。

大手量販店、通信販売、インターネット販売で表示されている天然ラテックスという表示には化学物質が含まれ厳密にはシンセティックラテックス(合成ラテックス)と表現されるべきものが出回っています。

現在中国で製造されて輸入されている天然ラテックス表示のラテックス製品はほぼ100％シンセティックラテックスです。ご注意下さい。