サスティナダウン羽毛布団:持続的羽毛の活用で快適な眠りと地球環境の為のお手伝い
サスティナダウン羽毛布団とは?
サスティナダウン羽毛布団って何ですか?それはダウン(羽毛)を再利用して作った羽毛布団のこと
再利用って?何故再利用するの?
どういう風に回収されているの?
いろんな人が使っていて大丈夫?
羽毛がきれいになる、蘇る過程ってどんなモノ
実際の羽毛の状態はどうなの?
どうして羽毛に色がついてるの?
羽毛の産地表示がないのはどうして?
実際の羽毛布団の質はどうなの?
サスティナダウン羽毛布団使っている人の評価は?
サスティナダウン羽毛布団とは?
水鳥の貴重な羽毛を使った布団や衣料などの使われなくなったものを回収し、中の羽毛を取り出して洗い、再生して羽毛を再利用して使い続ける羽毛布団のことです。再利用とは古くなった羽毛布団やダウンジャケットなどに使用されている羽毛を取り出して、きれいに洗って羽毛の力を取り戻した羽毛を再度布団の側生地に詰めて再度羽毛布団として使用することです。
いろんな人が使っていた羽毛って大丈夫ですか?
確かにこれまでは新しい羽毛布団や新しいダウンジャケットを多くの人が使ってきました。水鳥から採取された羽毛(新羽毛)は食肉の副産物として生まれます。
食肉の副産物からとれる羽毛は様々な汚れや垢や付着物がついた状態です。
それを除塵、洗浄、乾燥、選別して布団や衣料に初めて使用される羽毛を新羽毛と言います。
サスティナダウンは2度洗いしている為に一般的な新羽毛より清潔な羽毛です。
サスティナダウンは一度洗われた新羽毛が使用される過程で擦れあう等で1度目の洗浄では取り切れていなかった汚れや垢なども
取れていたりします。
そうしたものをまず
除塵で取り除き、
超軟水で羽毛の細部まで浸透し
還元力の高い弱アルカリの水で羽毛を傷めることが少ない様に洗い
落とすことが出来ます。
使用している羽毛の清潔さの度合いは一般的な新羽毛の約3倍と言う清浄度
日本寝具協会の基準では新羽毛の清浄度の基準は洗浄した水の透視度は1000mmです。
がサスティナダウンの清浄度は3000mmという透視度になる程きれいな羽毛に仕上がっています。
一般的に販売されている羽毛布団の約3倍の清潔度になります。
同じ精毛工場で洗って作られている当社販売の新羽毛の羽毛布団と比べても約1.5倍の清浄度になります。
リサイクル羽毛を使った羽毛布団は多くのホテルや旅館などではこれまでも使われております。
おそらく多くの人も無意識のうちに使った経験をお持ちだとおもわれます。
それはホテルや旅館などの業務用の羽毛掛け布団としてです。
こうした業務用で使用される場合ダウン率は70%前後が多く、側生地も綿とポリエステルなどの化繊糸の混じった生地が多く使用されています。
それらに対してもSLEEPSHOPのサスティナダウン羽毛布団はダウン率90%という羽毛の質と側生地は高級で高価な綿100%の80番手サテン生地を使用していますので暖かさと軽さ快適さにおいてはるかに優れたものとなっています。
安心してお使い頂ける羽毛布団となっています。
羽毛を再利用する理由(地球温暖化と環境問題に対して私たちができること)
それは使える貴重な資源を再利用し、焼却処分によるCO2(二酸化炭素)の排出を防ぐ為。新羽毛を使用して作られた布団や衣服がいつまでも使い続けれればいいのですが、使用によって羽毛は摩耗したり、人の汗などを吸い込んで委縮したり、絡まったりして本来の保温性を保てなくなってきます。
また一方でこれら羽毛を入れている羽毛布団の側生地が傷んだり、衣服の側生地が傷むと中の羽毛が噴出してきて使用できなくなります。
このような羽毛布団の多くはこれまでは廃棄処分され焼却されてきました。
羽毛の廃棄、焼却は二酸化炭素(Co2)を増やします。★★★★★
日本では毎年新しい羽毛(新羽毛)を使った衣料や蒲団が製造されて販売され、古くなった羽毛製品の多くがゴミとなり焼却処分されています。1kgの羽毛を燃やすと約1.8kgの二酸化炭素(Co2)が発生します。
羽毛を焼却せず再利用することは二酸化炭素(Co2)の削減につながります。
地球上の全ての生き物の未来の為にこれ以上の羽毛の廃棄、焼却を続けることは出来ません。
廃棄を無くし、資源を有効に再利用することは二酸化炭素の低減となり、地球とそこに住むすべての生き物たちの現在と未来の為に急務となっています。
羽毛は私たちと同じ地球に生きる水鳥から頂いた貴重な資源です。
羽毛は手入れして使用すれば長期間使い続けることの出来る貴重な素材です。現状の羽毛の使用その後を一覧にすると下図の様な分類となります。
環境負荷/ 貢献度合 |
羽毛活用形態 | 羽毛の流れ |
★★★★★ | 羽毛布団等 廃棄、焼却 |
新羽毛布団→廃棄→焼却 |
★★ | 羽毛布団リフォームで循環利用 リフォーム不可とされるものやリフォームされないものは廃棄、焼却処分されている現状あり。 |
新羽毛布団→リフォーム→元の所有者へ |
★★★★ | 羽毛循環と再利用で資源の有効利用による環境負荷低減へ。 | 使用されなくなった新羽毛の羽毛布団→回収→再精毛→サスティナ羽毛布団製造→利用者のもとへ |
羽毛布団廃棄:★★★★★:非常に大きな環境への負荷を発生させています。
羽毛布団リフォーム:★:は自分が使っていて傷んできた羽毛を再生させて利用することで環境への負荷の無いものですが、現実には羽毛の傷み具合や費用の点等でリフォームされないものが廃棄、焼却されている現実があります。
羽毛循環利用:★★★★:使用されなくなった羽毛布団が廃棄されることなく回収され再生されて羽毛布団とに使われることで、お値打ちに提供され広く使っていただけることで環境負荷を減らすことが出来ます。
羽毛回収は多くの人の環境への想いと働きで行われています。
使用されない羽毛製品回収の全国的な取り組みとしてGreen Dawn Projectの取り組みがあります。SLEEPSHOPはこのGreen Down projectに参加して羽毛の回収に取り組んでいます。
SLEEPSHOPの羽毛製品回収の取り組み
私達SLEEPSHOPメンバー各社独自で買い替えや羽毛布団リフォームに伴って使用されなくなる羽毛布団の回収を行っています。同時に商品を買ったりリフォーム等をされない地域の人たちからの不要な羽毛布団の引き取り、回収もGreen Dawn Projectの一翼も担い羽毛の回収に努めています。
下記各店が回収窓口として登録されていますのでご活用ください。
エリア | 店舗名 | 回収物 | 回収口 | |
SLEEPSHOP上越 | 新潟県上越市 | ためせるベッド屋いちかわ | 羽毛布団、寝袋 | カウンター |
SLEEPSHOP浜松 | 静岡県浜松市 | 杉屋 | 羽毛布団 | カウンター |
SLEEPSHOP三重 | 三重県熊野市 | 向井ふとん店 | 羽毛布団 | カウンター |
SLEEPSHOP奈良 | 奈良県香芝市 | ふとんとベッドのやまぐち | 羽毛布団 | カウンター |
SLEEPSHOP大阪枚方 | 大阪府枚方市 | 快眠ベッドのラ・テール | 羽毛布団 | カウンター |
SLEEPSHOP大阪市 | 大阪市西成区 | SLEEPSHOP本店 | 羽毛布団、寝袋 | カウンター |
SLEEPSHOP神戸 | 兵庫県尼崎市 | 羽毛布団専門工房グートン | 羽毛布団 | カウンター |
SLEEPSHOP岡山 | 岡山県瀬戸内市 | 布団屋しばた | 羽毛布団 | カウンター |
SLEEPSHOP愛媛 | 愛媛県松山市 | 蒲団屋 | 羽毛布団 | カウンター |
羽毛が回収され再利用されるまで
使われなくなった羽毛布団の回収と解体、羽毛回収作業
SLEEPSHOPでは使用されなくなった羽毛布団など羽毛製品の廃棄と焼却処分で発生する二酸化炭素(Co2)の排出を無くす為の羽毛製品の回収をGreen Dawn Projectの一翼を担って行っています。回収された羽毛の精毛、再生過程
羽毛を磨き上げて蘇らせる精毛工程
除塵:使用中に発生した破砕ごみや使用による脂肪を取り除く工程。工場周辺のPM2.5をモニターし数値が高い場合は生産を中止し羽毛にPM2.5が付着しない様細心の注意が払われています。
洗浄:複雑な水流をコントロールできるドラム式大型洗濯機で羽毛を痛めない様に水流で羽毛同士が擦れあって研ぐように羽毛の細部まで汚れや脂肪等の垢を落とす洗浄を行っています。
乾燥:大型乾燥機の広い内部空間で羽毛を余裕を持った状態で、短時間の高温乾燥で乾かすことで粒綿状にならず、一つ一つのダウンが大きく広がるように乾燥させます。
冷却除塵:風を使って冷却し、その後に羽毛の除塵をおこなっています。
この冷却除塵工程によって羽毛の小羽枝(微細な毛根)までしっかり開けけて保温力の高い状態のダウンボールにしています。
新羽毛の3倍の清浄度、ダウン率90%の選りすぐられた羽毛が生み出される精毛設備と工程
選別: | 工場の高い天井まで届くほどの世界最大級の巨大な選別機は静電気を避けるために木製で出来ています。 風の力を利用して大きな選別機内を飛ばすためにフェザー(羽)とダウン(羽毛)の選別がよりよく出来るようになっており、ダウンの比率が高くて質の良い羽毛の選別が出来るようになっています。 大きな選別機内では羽毛は低い密度で浮遊させられる為に洗浄と乾燥の過程で分離される毛根(臭いの元)も取り除かれます。 正確なダウンの割合(ダウン率)表示表示はお客様に安心してお使いいただくうえで大事な要素ですが、この河田フェザー社の工場の工程と設備は業界内でトップの信頼性のたかさとなっています。 |
回収された羽毛を綺麗にし羽毛の力を蘇らせるもう一つの秘密
回収された羽毛は当社が既に20年近くに亘って取引している三重県にある河田フェザーさんの明和工場で除塵、洗浄、乾燥、冷却除塵、選別の工程を経て清浄度3000という新羽毛を大きく超えるきれいな羽毛となります。この工場では恵まれた環境と設備、精毛技術が結びつくことで世界最高レベルの羽毛を生み出すことが出来ます。
この工場が立地するのは世界有数の雨量を誇る大台ケ原山地の地下水が伊勢湾に流れ込む位置にあり、羽毛の洗浄、この水が羽毛の洗浄、精毛において大きな力を発揮しています。
秘密はその恵まれた水、超軟水でありその上還元力の高い弱アルカリ性の水にあります。
★超軟水で粒子が細かいので洗剤の使用量が少なくて済み、羽を痛めることなく洗えます。軟水の規定が60mg/L未満、一般水道水が50~60mg/Lに対してこの工場で使用される水は3mg/Lと言う超軟水です。
★一般水道水の約1/20という粒子の細かさの為に浸透力が高く羽毛の隅々まで浸透し、汚れや脂肪分をきれいに取り除くことが出来ます。
★還元力の高い弱アルカリ性の水の為に還元力が高く、羽毛の損傷部を修復することが出来ます。
日本の水道水の抗酸化率が+500~600 opr(mv)であり、この工場で使用するのが-131 opr(mv)という抗酸化(還元)力からも還元力の強い水であることがお判りいただけることと思います。
超軟水、還元力の高い水を使った洗浄が羽毛を傷めず綺麗にしその力を蘇らせる理由です。
この日本の中でも奇跡的に恵まれた超軟水と還元力の高い恵まれた水で洗うことが、硬水が主である欧州等で洗浄されるよりも羽毛を傷めず、より綺麗にし、羽毛のもつ力を蘇生させ、羽毛本来の軽くて保温性に優れた羽毛を生み出せる理由の一つとなっています。快適さのもう一つの要素である側生地にも拘って作っています。
羽毛布団で余り語られないか、小さな表示で済まされているのが側生地の組成とその品質です。実は羽毛布団の原価コストで側生地の比率はピンからキリまで大きな差があります。
「小さな表示」で済まされている側生地の場合は限りなくキリに近いものが使用されています。
ポリエステルなどを多く使い、僅かに綿を使った側生地(ポリエステル85%、面5%等)は柔らかく安価ですが、実際の使用感では通気性に劣り寝心地、快適さでは大きく劣ります。
サスティナダウン羽毛布団には極細綿の80番手の生地を使っています。
それに対して綿100%の無地の生地は柄の顔料も使用しない為に、肌触りも快適さにも優れています。経糸,緯糸ともに超長調綿スーピマのコーマ80番手単糸を使用した朱子織(サテン地)を使用しています。
5x7の35マスの立体キルトで羽毛の最適な膨らみ(膨らみすぎない)と寝る人の身体と動きに沿いやすい掛け布団になっています。
サスティナダウンは多様な羽毛の集まりです。
鳥の種類もグース(ガチョウ)とダック(アヒル)の羽毛が混じりあっています。寝具や衣料に使用される水鳥にはグース(ガチョウ)とダック(アヒル)があります。
通常これらは新羽毛の段階ではそれぞれの鳥種別表示で販売されています。
がサスティナダウンでは鳥種で分けることなく、そのダウンの率で分類されています。
ホワイトやシルバー、茶色など様々な色の水鳥の羽毛が混じりあっています。
既に使用されていた羽毛を回収して再利用するサスティナダウンには実際に使用されていた様々な羽毛が集まっています。
回収された羽毛製品を解体して取り出された羽毛から無作為に集められたダウンの色は日本で流通し使用されている羽毛の種類や色合いがそのまま表れたものです。
その為に混じりあった色合いは一般的に下の写真の様になりますので、SLEEPSHOPではグレーと表現しています。
色の違いで羽毛の質に違いが出ることはありません。
水鳥にも人と同じ様にいろいろな色の水鳥がいます。
人の皮膚の色にもいろいろな色の違いがあるように。
皮膚の色によって人の価値や能力に違いがあるのではないのと同じように水鳥の羽の色の違いによって羽毛の能力や価値にちがいがあるのではありません。
中:サスティナダウン
右:フランス産ホワイトダック
同じ重量の羽毛を入れています。
右:ホワイトダック
中のサスティナダウンにはいろいろな色のダウンが混じっています。
サスティナダウンに産地表示はありません。
正確な産地は地球です。(産地偽装はありません。)
一般的にはヨーロッパやカナダなどの寒冷地や近年は中国産等の表示がなされています。また旧来から実際の産地と産地表示の違いや信ぴょう性に多くの疑問が付けられてきた経緯もあるのが羽毛の世界でした。
サスティナダウンではこの点も明瞭です。
水鳥が生れたのは地球、採れたのは世界各地、集められたのは日本です。
商品タグでは国内で回収され、国内の精毛工場で洗浄された羽毛であることを証明する札を付けています。
大事なことは貴重な資源の廃棄と焼却を減らし、地球環境に負荷を掛けず地球に生きる人と生き物全てにとって生きやすい環境を作る為に今ある資源、今あるものを有効活用していくことだと考えます。
サスティナダウン羽毛布団ができること
身の回りから出来る地球温暖化防止の取り組み地球温暖化と環境破壊の進展を食い止めるために私達一人一人が身の回り品の廃棄を極力減らし、再利用する為に出来ることとして取り組んでいます。
あなたの使っていた羽毛→ほかの人達へ
あなたへ←ほかの人達が使っていた羽毛
羽毛循環から生み出された持続的羽毛活用=★★★サスティナダウン羽毛布団★★★
サスティナダウン羽毛布団はあなたの使っていた羽毛を他の人々に使っていただき、他の人たちが使っていた羽毛をあなたに使っていただくことで、羽毛の廃棄と焼却で環境に負荷をかけずに羽毛を持続的でリーズナブル(お手頃でお値打ち)に使い続けることが出来る羽毛布団なのです。
環境に負荷の無い寝具で快適な眠りのお手伝いをすること
この循環羽毛=サスティナブルなダウンを使ったのがサスティナダウン羽毛布団です。品質に妥協せずに作ることでお使いいただく人達の快適な眠りのお手伝いに役立つように作りました。
(「サスティナダウン(Sustina Down)」と「サスティナダウン羽毛布団」はSLEEPSHOPの登録商標です。)
ホカホカで快適です。
環境問題に貢献できているという気持ちが相まってさらに幸せな気持ちになっています。
Sleep Shop 荒石様おはようございます。
Yです。
先週も毎日帰りが遅く、寝落ちしてしまいました。
ベッドにたどり着けずボロボロでした。
昨日の夜から羽毛布団デビューしました。
ほかほかで快適です!
(サスティナブルな羽毛布団を使うことで)環境問題に貢献できているという気持ちが相まってさらに幸せな気持ちになっています。
まだ1日目なのでなんとも言えませんが、これなら真冬でも1枚でいけそうです。
カバーのガーゼが気持ちよくてずっと触っていたいです(笑)
これからが楽しみです。
寝落ちゼロが課題ですが(汗)
とりあえず、現状報告でした。
大阪市東淀川区在住 Y・K様
それまでの羽毛布団とは大違いで肌掛けと(サスティナダウン羽毛布団を)併せて寝ると暖かさが倍増しました。
いやー正解でしたわ!あったかいし、軽いし。
それまで嫁さんが買っていた生協の西川製いうのに比べると数段軽くてあったかい。
リサイクル羽毛言うからもうちょっと大したことない思うてたけど全然えーやん。
黙ってたら誰もリサイクル羽毛かどうかなんて分かれへんのンと違う?
マ~、興味持ったんはリサイクルしてCo2出さんのがエエいう話に興味持ったんやけど。。。
大阪市阿倍野区 T・Y様
秋の初めに買った肌掛け布団をお買い上げ戴き11月初めまではそれ1枚に夏の肌掛けケットを上にのせて使っておられました。
寒くなってきた11月中旬におそろいの相掛け布団があるのを思い出して来店いただき、リサイクル羽毛布団の話に興味を持たれてお求め戴き、その後に感想をいただきました。